『ミラン時々セリエA』

セリエAやACミランについての情報を発信していきます。

【19-20 第29節 SPAL戦】

 

 

皆さん今朝早くからお疲れ様です。

今回はセリエA第29節アウェイでのSPAL戦を振り返っていきたいと思います。

 

{スターティングメンバー}

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{交代}

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{結果}

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【SPAL 2-2 ミラン △】

{得点者}

〈13' ヴァローティ〉

〈30' フロッカリ〉

79' レオン

90+4' オウンゴール(ビカーリ)

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【ポイント】

① パケタの復調。

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昨季の冬に加入し、ガットゥーゾの下キープレイヤーとしてその創造性を発揮していたパケタでしたが、ジャンパオロとの衝突(ジャンパオロの「ブラジル人である事を辞めなければならない」という言葉から始まった一連の流れ)を経てピオーリの下でもその能力を発揮出来ずにいました。しかし、前節の流れを引き継ぎ、今節も攻撃の重要なピースとして振る舞い復調傾向に。パケタらしいルーレット等アイディア溢れるプレイも随所に見られ、その一つ一つが効果的でした。私達の良く知る彼が帰ってきましたね!今季においては、そのテクニックを披露するために流れを止めてしまう場面も散見されましたからね…嬉しい限りです。しかし、ピオリからも指摘があったように課題はシュート精度と結果を残すこと。今後はより決定的なプレイが求められます。

イブラヒモビッチの帰還。

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遂に"神"が帰ってきました。彼の復帰は戦力としてだけではなく精神的支柱、そして他のチームメイトを蘇らせることも期待できます。その1人がやはりレオンです。今節はよく動き、シンプルにはたくプレイもありながら、タメを作る等効果的な働きでした。レオンは落ち着いたキックで先制点も記録。やはりイブラヒモビッチの有無で変わるのですかね…彼自身のモチベーションではなく、戦術的にターゲットマンがいる事によって彼が生き生きしていると信じましょう。イブラヒモビッチがいなければやる気無いなんて扱いづらすぎますからね。笑 そのレオンの変貌の理由がどうであれ、彼にとってはイブラヒモビッチは兄のように慕う存在でありパートナー。彼の背中を見て成長してほしいですね。今節のガゼッタMOMにも輝いた事ですしそろそろ一皮向けてほしいところ!

 

【所感】

苦いドローでしたね…。ギリギリ勝ち点1を拾ったと考えるか、勝ち点2を失ったと考えるか。相手に退場者が出た時点で、引いて守り抜こうとしてくることは想定済みでしたが崩しきれず。シュート精度が低すぎますね。というより遠くから打ち過ぎでしょうか。パケタも積極的にゴールを狙っていましたがあのクオリティのシュートでは苦し紛れにしか見えません。クロス精度の低さも露呈しましたね。テオにしろサーレマーケルスにしろ今日は正確さを欠きました(最後の最後にサーレマーケルスのクロスがOGを誘発しましたが)。クロス精度に関してはラクサールが思ったより良かったですね。良いというよりはミランの他の選手と比べて悪くないという感じですが…。テオの控えが務まるかは今後次第ですが、今節のラクサールは合格点ですね。

あと心配なのがカスティジェホの状態。筋肉系のトラブルとの事ですが軽傷であることを祈ります…。カスティジェホ本人も悔しいでしょうね。良い時期を過ごしていただけに残念です。

 

【本日の一枚】

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パケタと話し込むピオーリ。少し厳しいように思われるパケタへのコメントも期待の裏返し。まだまだやれるはず、ミランにその力を捧げる限り応援し続けます。

 

 

ではこの辺で。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

[画像はミラン公式より]