『ミラン時々セリエA』

セリエAやACミランについての情報を発信していきます。

【19-20 第28節 ローマ戦】レビュー

 

 

さんお疲れ様です。

昨夜行われたセリエA第28節、ホームでのローマ戦を振り返っていきたいと思います。

 

{スターティングメンバー}

f:id:bona05:20200629183007p:image

{交代}

f:id:bona05:20200629193445j:image
f:id:bona05:20200629193435j:image
f:id:bona05:20200629193440j:image

{結果}

f:id:bona05:20200629191315j:image

【○ミラン 2-0 ローマ】

{得点者}

76' レビッチ

89' チャルハノール[PK](テオ)

f:id:bona05:20200629203250p:image
f:id:bona05:20200629203229p:image

 

【ポイント】

①ピオーリの的確な選手交代。

f:id:bona05:20200629192723j:image

前半からイマイチ機能していなかったボナヴェントゥーラとカステェジェホを54分に二枚替え。パケタとサーレマーケルスがピッチに。そこから流れは変わり、積極的に攻撃参加しチャルハノールとのワンツー等でも魅せたサーレマーケルスと、徐々にリズムを掴んできたパケタの存在がミランを蘇らせました。今まで交代が比較的遅いイメージだったピオーリでしたが今回は采配が的中。今後の過密日程に向けて、強豪相手に対しパケタとサーレマーケルスに計算が立ったのも大きいですね。

②レビッチ驚異の得点力。

f:id:bona05:20200629194634j:image

Skyによると、レビッチの2020年のセリエAにおける得点率は79分ごとに1ゴール(8得点)とリーグ2位の記録。PKを考慮しなければクリスティアーノ・ロナウドを抜いてリーグNo. 1です。2020年の彼は驚異的なまでの活躍ですね。この得点力に加え、異常なまでのボールへの執念によるプレスでもチームに貢献。イブラヒモビッチという最良のパートナー不在でも彼は止まる気配を見せません。ガゼッタミラン公式共にMOMに選出され充実の時を過ごしていますね。

 

【所感】

いやー久しぶりの強豪相手の勝利とあって嬉しいですね!ドンナルンマを含めたロマニョーリ-ケアーコンビの守備陣は鉄壁でした。好調ジェコに何もさせず交代に追い込みクリーンシート。再びドンナルンマが今季のクリーンシート数でセリエ1位に躍り出ました。特筆すべきはケアーですね。落ち着いた守備と正確なフィード(前半はケアーのフィードからしか攻め手がありませんでした)で頼りになりますね。この調子が続くようなら来季もこのコンビで良さそうです。

次節は待望の"神"イブラヒモビッチの帰還ですね。恐らくレビッチは再び左に回る事になりますが問題なし。むしろ本職ですよね。この献身的なチームに絶対的な支柱が帰ってくる事でどんな変化が起こるのか楽しみで仕方ありません。

 

【今日の一枚】

f:id:bona05:20200629203039j:image

67-68季のスクデットミラン2度目のチャンピオンズカップの栄冠に貢献したピエリーノ・プラーティ氏が先日亡くなりました。この画像はその彼の栄光を称えた試合前のセレモニーの一幕です。プラーティはチャンピオンズカップ68-69決勝においてトリプレッタを記録。この記録は彼を除けばディ・ステファノとプスカシュしか保持していない偉大な記録です。

愛するミランの歴史を築いたプラーティにご冥福を。

 

ではこの辺で。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

[画像はミラン公式より]