『ミラン時々セリエA』

セリエAやACミランについての情報を発信していきます。

【19-20 第37節 サンプドリア戦】

 

 

皆さんお疲れ様です。

今回はセリエA第37節、アウェイ(ルイージ・フェッラーリス)でのサンプドリア戦を振り返っていきたいと思います。

 

【スターティングメンバー】

テオとベナセル復帰で一安心といったところ。

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{交代}

45' [レビッチ→レオン]

62' [チャルハノール→ボナヴェントゥーラ]

62' [カラブリア→カスティジェホ]

79' [イブラヒモビッチ→パケタ]

79' [ケシエ→ビリア]

 

【結果】

サンプドリア 1-4 ミラン

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{得点者」

4' [イブラヒモビッチ(レビッチ)]

52' [チャルハノール(イブラヒモビッチ)]

58' [イブラヒモビッチ(チャルハノール)]

87' 〈K.Askildsen〉

90+2' [レオン(ボナヴェントゥーラ)]

 

【データ】

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① 欧州5大リーグにおいて再開後、ミラン(32G)よりゴールを決めているチームはシティ(34G)のみ。

セリエA11試合負けなし。最長記録は2013年4月(14試合)。

③ チャルハノールは5戦連続ゴールに関与。この記録は2008年5月のカカ以来。そして5試合で10ゴールに関与。この記録は2008年のインザーギ以来。

④ ドンナルンマは今季PK阻止4度目。彼を上回る直近の記録は10-11のハンダノビッチ(6度)。

イブラヒモビッチセリエAにおいて、インテル(57G)、ミラン(50G)双方で50G以上を達成した唯一の選手に。[B/R Footballより]

 

【所感】

またしても勝利!!

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試合展開としてはイブラの早々の先制点。レビッチの突破が光りました。その後は試合が停滞し前半終了までは勝ち越してはいるものの5分5分といった形。

レビッチを下げレオンを投入した後半の頭にイブラ-チャルハノールコンビで2得点。2人の活躍は言わずもがな、レオンの積極的な突破は毎度やはり迫力ありますね。そして、後半にビリアを投入し落ち着かせて試合終了というピオリお気に入りの交代策でエンド。まあビリアで落ち着かせられているかは微妙ですが。笑

今日も今日とてイブラヒモビッチ素敵です。2G1Aと文句なしの活躍。今日はご機嫌だったのか華麗な足技を披露してくれたり、技ありのワンタッチパスを繰り返していましたね。そしてロングボールを収め、中盤に降りゲームを作る。文字通りil dominatore《支配者》ですね。

チャルハノールも本当に好調なんだと感じるプレイ振りでした。VARのせいで最近推してるゴールパフォーマンス出来なかったのが悔やまれますね。笑

ドンナルンマはまたしてもスーペルジージョに。PKストップ率ほぼ5割は驚異的です。

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そしてテオは本当に化け物のような推進力。SBにして彼の有無が組み立てにおける最重要ポイントだと私自身感じています。攻撃フェイズにおけるポジショニングが適切ですよね。ただ速い!強い!推進力!ではなくてレビッチとも息を合わせたプレイを披露していますしそういう所も大好きです。好き。

レオンも自身の持ち味を遺憾なく発揮していましたね。守備時の貢献に目を瞑ると、ワールドクラスの驚異的な選手になるのではと毎回思って見ています。今日はご褒美にゴールもゲットしてきっとインスタでご機嫌な姿を見せてくれる事でしょう。笑

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【今日の一枚】

仲良しコンビ。

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ベナセルをいじりまくってるレオンに天罰が下らないか心配です。笑

 

 

ではこの辺で!

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

[画像はミラン公式より]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【19-20 第36節 アタランタ戦】

 

 

皆さんお疲れ様です。

少し遅れてしまいましたが、セリエA第36節ホームでのアタランタ戦を振り返っていきたいと思います。

 

【スターティングメンバー】

ベナセル、テオ、ロマニョーリが不在という緊急事態。

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{交代}

61' [チャルハノール→ボナヴェントゥーラ]

61' [ビリア→クルニッチ]

61' [レビッチ→レオン]

69' [サレマーケルス→カスティジェホ]

 

【結果】

ミラン 1-1 アタランタ

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{得点者}

14' [チャルハノール(FK)]

34' [D.サパタ]

 

【データ】

ファン投票MOMはドンナルンマ

ガゼッタはチャルハノール)

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① チャルハノールは14-15(レヴァークーゼン)以来のシーズン8ゴール。今節の得点は彼自身セリエAで3本目となる直接FK弾となった。

② チャルハノールは直近4試合で8ゴールに関与(3G5A )。

③ ドンナルンマは今季ルイジ・セペ(パルマ)と並んで最多のPK3サーブ目を記録。

 

【ポイント】

・難しい状況下守備陣を牽引したケアー

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アタランタはシーズン100得点への到達が期待されるほどの攻撃力。

対するミラン守備陣は本来レギュラーであるはずのテオ、ロマニョーリ、コンティを欠いていました。スターティングメンバーはもちろん今季初の組み合わせで、ベンチにはやっと復帰したデュアルテのみ。立ち向かうのはラクサール、ケアー、ガッビア、カラブリア、彼等しか居ません。

その吹き荒れる逆風の中、90分で喫した失点はわずか1。ドンナルンマのPK阻止もあり最小限の失点に抑えました。正直、1失点目の対応が不味く連携面での不安もあり、私自身さらなる失点も覚悟していましたが後半はよく立て直してくれました。毎度意外と悪くないラクサール、前半は不安定さが目立ちましたが時間と共に修正したカラブリア、そしてガッビアもサパタやムリエル等タイプの異なるFWを擁した攻撃陣をよく抑えてくれました。

ですが、やはり最大限の拍手を贈りたいのがケアー。個人での気迫溢れるプレイもそうですが、ロマニョーリ不在の今、彼は守備陣の統率もこなしてくれています。失点した際のケアーの怒りっぷりは震えました。

個人的にベテランが居ないチームは、勢いはあっても肝心な時に"闘えない"と思っているのでケアーの存在は来季も重要になってくると思います。残り2試合、このプレイを継続出来るのか彼の真価を見せて欲しいところですね。

 

【所感】

因縁もあり勝利を収めたかった相手ではありましたが、選手たちは欠場メンバーが多い中よく闘ってくれました。

しかし、やはりベナセル、テオの不在の影響が大きく響いていましたね。ボールを前線に運ぶことの出来る彼ら無しでは、バックラインからのイブラへのロングボールが多発。イブラの驚異的な競り合いの強さ、ケアーの正確無比なフィードのお陰で上手くいきましたが、ロングボールは一つの戦術的なオプションとしてピオリも使いたいはず。特にベナセルと同等の実力者の補強は必須かなと感じました。ELも伴う来季はずっと稼働する、というわけにはいかなくなりそうなので。まあ、今節に関してはイブラが全ての競り合いに勝利していて最高に気持ち良くは有りましたが…笑 

チャルハノールのFKにはお見事の一言。大好きです。

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そして、最近私的に気になるのはサレマーケルスの存在感の希薄さ。後半には積極的な飛び出しから幾つかチャンスを生み出しており、スソやレオンのように個人で違いを生み出すタイプではないため、一気に不調に陥る事はないと思いますが心配です。カスティの復帰が発奮材料になってくれると良いのですが。

ビリア…に関してはロッソが出てもおかしくないファールでPKを与え、ベナセルのように存在感を示す事も出来ませんでしたね。今季でお別れは間違いないと言わざるを得ないプレイに終始してしまいました。

 

【今日の一枚】

#ALWAYSMILANなドンナルンマ。

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彼のPK阻止率は40%らしいですね。

呆れるほど凄いなぁ。一緒にCL出たいよ…。

 

 

ではこの辺で。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

[画像はミラン公式より]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【19-20 第35節 サッスオーロ戦】

 

 

皆さんお疲れ様です。

少し遅くなりましたが、アウェイ(マペイスタジアム)でのセリエA第35節サッスオーロ戦を振り返っていきたいと思います。

 

【スターティングメンバー】

前節と比較すると、カラブリア→コンティで、現状のベストメンバーと言っても差し支えないでしょう。

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{交代}

11' [コンティ→カラブリア

32' [ロマニョーリ→ガッビア]

45' [テオ→ラクサール]

79' [チャルハノール→ボナヴェントゥーラ]

79' [ベナセル→ビリア]

 

【結果】

サッスオーロ 1-2 ミラン

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{得点者}

19' [イブラヒモビッチ(チャルハノール)]

42' 〈カプート[PK]〉

45+2' (イブラヒモビッチ(チャルハノール)]

 

【データ】(ミラン公式Appより)

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ミラン公式MOMはイブラヒモビッチガゼッタも同じく)

① チャルハノールは再開後7アシストを記録。アレクシス(インテル)と並んで再開後セリエAで最もアシストを記録している選手に。

サッスオーロセリエAイブラヒモビッチが得点した29番目のチームに。彼は今までセリエAで32チームと対戦している。

③ チャルハノール以前に3試合連続アシストを記録した最後の選手はロビーニョ(2012年)。

④ ドンナルンマはミランで公式戦出場200試合目。

 

【所感】

イブラヒモビッチがやってくれましたね!

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イブラ自身、そしてチームも求めていた彼のドッピエッタで好調サッスオーロを撃破。チャルハノールの2アシストも光りましたね。このコンビが来季も見れることを願います…(イブラヒモビッチは契約延長交渉が先延ばしされており、チャルハノールはドイツへ帰還との噂が出ている現状です)。

試合に関しては、早々に先制したものの、コンティとロマニョーリが前半で負傷交代という苦しい展開。その後PKで追い付かれますが前半のうちにイブラヒモビッチが勝ち越し弾。そしてブラビアが退場してチェックメイトという形でしょうか。後半は相手が10人だということを忘れてしまうレベルには互角な戦いでしたが…やはり疲れも見えましたね。次節のためにラクサール、ビリアを使用運転出来たのは良かったですが。

次節欠場選手だらけのミランですが、正直、ベナセルとテオには少し気を使ってプレイして貰いたかったですね…今季ブレイクの中心選手2人を欠いてアタランタに挑むのは相当に酷なことですから。ロマニョーリは負傷により今季絶望との事ですし、コンティも軽症とはいえ状態が気になるところ。次節はケアー以外バックアッパーでセリエA最強クラスの攻撃陣に挑まなければならないという苦難の守備陣ですね、ドンナルンマを中心に何とか踏ん張って欲しいところ。

そしてこの試合のハイライトは何と言ってもピオリ続投の知らせですね。ラングニックが破断するなんで誰が予期していたでしょうか。補強方針やら何やら全てが変わってしまうと思いますが、ピオリは十分に続投に値する成績です。素直に彼を称え信じていきたいと思います。

 

【今日の一枚】

ミランプリマ出身の2人。

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こういう友情は美しいですよね…

様々なステップアップの噂が飛び交い、セリエAでも屈指のミッドフィルダーに成長したロカテッリですが、その向かう先がミランである事を切に願います。

 

 

ではこの辺で。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

[画像はミラン公式より]