『ミラン時々セリエA』

セリエAやACミランについての情報を発信していきます。

【スアリオ・メイテ獲得】

 

OFFICIAL STATEMENT 》

ミラン公式]

f:id:bona05:20210116102734j:image

スアリオ・メイテをトリノFCから買取OP付きローン(2021年6月まで)で獲得。

スアリオ・メイテは1994年3月17日にパリに生まれる。ユース年代をAJオセールで過ごしたのち2011年にリーグ1デビュー。以下経歴。

__________________________________________

AJオセール[2011-13]24試合2G

LOSCリール[2013-16]41試合

SVズルテ・ワレヘム[2016-17]58試合2G

モナコ[2017]3試合

ボルドー[2018]19試合1G

トリノFC[2018-21]94試合3G

_______________________

彼は18番のユニフォームを纏う。


f:id:bona05:20210116104824j:image

 

記事・画像引用元:ミラン公式

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今季ミランがスクデット奪還する3つの理由】

 

(追記:セリエA2020-21季、第6節ウディネーゼ戦後に書かれた記事となっております。)

 

久しぶりのブログ更新となりましたが、今回は、

【今季ミランスクデット奪還する3つの理由】

とのタイトルを付けました。

今季は本気で”勝てる”と考えていますが、その自信を補完してくれるような内容を紹介していきます。この記事は以下の3点で構成されています。

① 青の3rdユニフォーム

② 歴史を塗り替え続ける現ミラン

ズラタン・イブラヒモビッチ

では、それぞれについて詳しく述べていきます。

 

① 青の3rdユニフォーム

f:id:bona05:20201108132556j:image

Rossonero[赤と黒]の愛称の通り、ミランといえば青ではなく、赤と黒のストライプが代名詞ですよね。しかし、よく考えてみるとこの配色に込められた意味を知らなかった(or忘れてしまった)方も自分含めいると思うので確認しておきますね。Rosso[赤]はミランのプレイヤーが備えた”燃えるような熱意”、Nero[黒]はミランを前にした敵チームが抱く”畏怖の感情”を表しているようです。かっこよすぎます。ミランのもう一つの愛称、Diavolo[悪魔]も納得できるような意味がありました。

今回は3rdユニのお話ですが、2ndユニにも少しふれておきましょう。ミラニスタは他のセリエのファンに比べて2ndユニへの愛着がある方が多いと思います。

f:id:bona05:20201109174134j:image

というのも、ミラニスタが大好きなCL決勝のジンクスが存在しますね。詳しく説明すると、ミランは、決勝を2ndユニで戦った8試合中6試合に勝利しています(トリノの白黒チームとは勝負強さが段違い…)。そのため、ミランはCL決勝では2ndユニを好んで着用することが多いです。

やっと3rdユニの話に戻りますが、簡潔に説明すると、ミランが青色のユニフォームを着用するのは95‐96季以来のことで、このシーズンはスクデットを勝ち取っています。すなわち、今季も青色のユニフォームを着用しているため、スクデットを獲得できると言いたいのです。いわゆるジンクスですね。

f:id:bona05:20201108132638j:image

3rdユニに関しては、これ以上何も言及することがないのですが、少し寂しいので95‐96季の当時を振り返ってみます。このシーズンはジョージ・ウェアロベルト・バッジョが夏に加入していて、監督は”グランデミラン”を築いたファビオ・カペッロです。僕は全く世代ではないのですが、愛称Genio[天才]の10番サビチェビッチ(写真左)と18番のバッジョ(写真右)が操る攻撃陣なんて魅力的過ぎて、頭の中で妄想するだけで楽しいです(どれ程共演したのか、機能したのかは分かりませんが…)。その時代を体感できなかったことが悔しいですね。ユニフォームに関する話は以上でした。

 

② 歴史を塗り替え続ける現ミラン

 

f:id:bona05:20201108132854j:image

これは単純にミランが強い、という話とジンクスを紹介します。いくつか今季ミランが残した記録を紹介します(セリエAのみ、第6節ウディネーゼ戦まで)。

⑴ 開幕4連勝(50‐51、54‐55、92‐93、95‐96以来)

⑵ 開幕6戦5勝(95‐96、03‐04以来)

⑶ 全試合複数得点(イブラが得点ランク首位[7G])

⑷ もちろん首位(ユーべに4pt、インテルに5ptリード)

いやー強い。強すぎますね。このミランの戦術的な強さを理解したい方には以下の動画をお勧めしておきます。細江さんと伊東さんの対話形式で分かりやすく解説してくださってます。個人的にはチャルハノールの戦術的重要性を再確認させられた内容でした。


ミランはなぜ強い? その理由をわかりやすく解説!

話を戻すと、この歴史的な強さを見せている現ミランの⑴と⑵の記録を、過去に成し遂げたチーム(50‐51、54‐55、92‐93、95‐96、03‐04のミラン)には共通点があります。実な所、このすべてのチームがスクデットを獲得しているんです。ということはつまり今季も例外なくスクデットを獲得しますね。10年ぶりのスクデット楽しみです!

 

ズラタン・イブラヒモビッチ

f:id:bona05:20201108133011j:image

本当はこの”ズラタンがいる”という理由一つで良いくらいです。彼は言うまでもなく優勝請負人です。もうミランには多すぎるほどの”価値”を与えてくれていますね。長らく勝てていなかったユーべ・インテルへの勝利、絶望のシーズンを今季へ繋がる希望のシーズンに(ジャンパオロ解任等ボロボロだった前半戦からの驚異的な巻き返し)、ケシエ・レビッチを始めとしたミランの選手を何段階もスケールアップさせました。マーケティング等、商業的な影響も計り知れません。ガジディスが最近スポンサーを契約しまくっているのも彼と無関係ではないでしょう。

ですが、イブラヒモビッチは当然まだ満足していないでしょう。タイトルを獲得していないからです。自身のことをベンジャミン・バトンと形容する彼は、昨季ユーべ戦勝利後に以下のように言いました。

「俺が初めから居たらスクデットを獲得していた。」

この言葉だけで十分です。彼の言葉が間違っていたことは一度もありませんし、彼に落胆させられたことは一度だってありません。

終わりに、ミランが最後にスクデットを獲得した10‐11季と現ミランの共通点は何でしょうか。そう、答えは知っての通り”ズラタン・イブラヒモビッチ”の存在です。これが最後に紹介するジンクスです。インテルが当時5連覇してようが優勝した10-11季のチームを牽引した彼にユーべの9連覇なんて関係ありません。

f:id:bona05:20201109174522j:image

ズラタン・イブラヒモビッチがいる限りミランスクデットを勝ち取る。”

長々と書きながら伝えたいことはこれだけでした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

フォルツァミラン