【19-20 第27節 レッチェ戦】レビュー
皆さんお疲れ様です。
今朝行われたセリエA第27節レッチェ戦を振り返っていきたいと思います。
{スターティングメンバー}
{試合終了時}
{ハーフタイム}
{フルタイム}
{得点者}
26' カスティジェホ(チャルハノール)
〈54' マンコース[PK]〉
55' ボナヴェントゥーラ
57' レビッチ(チャルハノール)
72' レオン(コンティ)
【ポイント】
① 躍動したチャルハノール。
文句なしの"10番の夜"。ボナヴェントゥーラと流動的にポジションを入れ替え2アシストを記録。加えて、こぼれ球を詰めたボナヴェントゥーラのゴールもチャルハノールのシュートから。4点目をアシストしたコンティへのサイドチェンジもチャルハノール。文字通りの獅子奮迅の活躍でガゼッタ、ミラン公式両方でMOMに選出されました。
② CB陣の危機的状況。
今季絶望のムサッキオに加え、今節はケアーが前半で負傷交代。重症ではなさそうですが心配です…。交代して出場したガッビアは不安定なプレイに終始してしまい(PKの判定は不運でしたが)、ガゼッタでもワーストの評価に。次節ローマ戦では、安定した守備と正確無比なフィードでビルドアップにも大きく貢献するケアーの起用の有無が勝敗に関わってきそうですね。
【所感】
降格圏相手とはいえ快勝といっていいでしょう。失点も不運なPKのみでしたし。イブラヒモビッチ無しでも流動的な攻撃を展開し、戦術的な幅も手に入れることが出来たのではないでしょうか。
少し気になる点としては、ハイプレスが故の息切れですね。交代枠が5枚あるので上手く使っていけば90分持続させることも可能ではないでしょうか。そこで問題になってくるのは交代選手のハイプレス適正ですけど…特にレオン。カスティジェホやレビッチ等、他のチームメイトの献身性が高いせいもありますが、彼の低いプレスへの意欲が悪目立ちしてしまってますね。ゴールは決めたものの、中央ではオフザボールのアイディアの乏しさも露呈。彼はやはりサイドを得意とするプレイヤーなのではないでしょうか。レオン自身の特徴と与えられた役割のミスマッチ感がありますね。
次節はローマ戦ですが、レオンの使い方、CBの編成などピオリの采配に期待ですね。
【今日の一枚】
ミランの未来ですね!!
ではこの辺で。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
[画像はミラン公式より]